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調和的でサスティナブルな社会・経済システムとは?変化の激しい世界で歩きながら考える。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なめらかにすべきものは何か

青い表紙の本、『なめらかな社会とその敵―PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』に提示されているシステムは、タイトル通り、今の世界を「なめらかな社会」に変える貨幣・投票・法・軍事システムを提示している。 正直、本書に羅列された数式はさっ…

赤い本と赤い大国の関係

赤色の本『2052~今後40年のグローバル予測』は、今から40年前(正確には41年前)の1972年に出版された、かの有名なローマ・クラブ『成長の限界』を踏まえ、さらに次の40年を予測する21世紀への警告書(!)である。その内容は、地球温暖…

赤と青の示す未来

私に限らず、多くの人が自分の国や世界、そして地球環境がどう変化していくのかに関心を寄せている。 それは、単に自分の仕事やライフプランを左右するものだから知りたい場合もあれば、世の中が今抱えている問題や将来起きるであろう問題をどう解決または回…

世界はフラット化しているか?

ここ十年くらいのあいだだろうか?パソコンとインターネットの普及から、瞬く間にバーチャルな世界が一般の人々にとって当たり前になった。ソーシャル・ネットワーキングは、世界をよりボーダーレスでフラットにしているように見える。 だが、たとえ電脳空間…

江戸の除夜の鐘は経済リセット

(前記事のつづき)…で、実経済からも離れて亡霊化肥大化したお金は、ときに膨らみ過ぎた風船のようにはじけて実経済にも多大なダメージを与える。それならば、定期的な「リセット」によって健全な経済状態を維持するのは、直感的には理にかなっている気がす…

ここらで一度お金のこと

そもそも、はてなを始めたメインの動機がお金について書くことなのに、ダイアリーからブログへ移ってからというもの、お金に関する記事は皆無。まったく書いていない(爆)。もうちょっと勉強してからと思いつつ、お金についても経済についても一向に理解が…