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調和的でサスティナブルな社会・経済システムとは?変化の激しい世界で歩きながら考える。

how to think

こんなにあるヒューリスティクス

情報分析の落とし穴、無意識のうちに人の判断・認識を誤らせるヒューリスティクスには、いろいろなものがあるようだ。 典型のヒューリスティクス(リプリゼンタティブネス・ヒューリスティクス)一方が他方の典型であったり似ていたりすると、両者を無意識の…

便利で不都合なバイアス

情報分析の世界には、「ヒューリスティクスの問題」「マインドセットの問題」というものがあり、インテリジェンス研究や心理学において研究されているそうだ。判断や評価をするさい、私たちは下記のように、一つ一つ、コツコツと思考を積み重ねて結論を導き…

情報分析のアートとサイエンス

たくさんのインフォメーションを精査し、判断・行動に役立つインテリジェンスを生み出す「情報分析」は、パズルにたとえると、完成図がないばかりか、ピースの数が揃っているかどうかもわからない、関係のないピースも混じり合っているような状況下で、それ…

ネット情報の玉石石石石混交

インターネットとパソコンをはじめとするさまざまな情報端末の普及により、いつでもどこでも簡単に大量の情報を入手することが可能になった。便利といえば便利になったが、物事の適切な判断がしやすくなったかといえば、答えるのは難しい。私たちは、つい、…

インフォメーションとインテリジェンス

本を読んだり、ネットで調べたり、いろいろ情報を集めても、それらの情報をどう評価し、そこから何を導き出すかが肝心だ。もちろん、どんな情報を集めるかによって、そこから導き出される答も違ってくるだろうから、情報収集の方法も重要に違いない。でも、…

天才の読書術

世の中には天才と呼ばれる人たちがいる。では学問の天才たちがどういう本の読み方をしていたかというと、必ずしも速読のような効率的なインプットをしていたわけではないようだ。東工大教授の橋爪大三郎先生の話によると、かの小室直樹先生は同じ本を10回…

凡才の読書術 2

とはいえ、情報(素材)は多いに越したことはないだろう。それが難しいなら、厳選するしかない。私は、読むべき本を探して決定するのに、結構時間を割いている。その点でもネット時代は本当に有り難い!家に居ながら知りたいテーマに関する本を検索できるし…

凡才の読書術 1

限られた時間と頭脳(私の場合)で効率よく読書をして、必要な情報を集め、知りたいことへの理解を深めるにはどうしたらいいのだろう 次々出版される書籍、インターネットやスマホの普及。それらを介して増殖する情報を処理する方策として、多くの人々(とく…