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調和的でサスティナブルな社会・経済システムとは?変化の激しい世界で歩きながら考える。

天才の読書術

世の中には天才と呼ばれる人たちがいる。
では学問の天才たちがどういう本の読み方をしていたかというと、必ずしも速読のような効率的なインプットをしていたわけではないようだ。

東工大教授の橋爪大三郎先生の話によると、かの小室直樹先生は同じ本を10回も100回も読でいたらしい。
ある時、橋爪先生が小室先生に本を借りたら、中は12色の色鉛筆でいろんな書き込みがあり、総天然色みたいになっていたそうだ。

小室先生が100回なら、私なんか1000回読まないといけないけれど、現実は2~3回が限度だろーな。通常は一度読んだら、あとはたまに拾い読みする程度だし。反省。。。orz

実は小室先生の本は一冊しか読んだことがない。リーマンショック後、世間でイスラム金融が注目され、イスラム文化や社会について知りたいと思ったときに選んだ一冊が、『日本人のためのイスラム原論』だった。平易な文章にもかかわらず、イスラムの価値観・世界観がキリスト教や仏教、神道など他の宗教との比較で非常に分かりやすく説明されていて目からウロコの面白さだった。

今年は、小室先生の他の本にも挑戦してみたいと思う。(←再読は~?)

ところで、今日から仕事始め。初日からフツーに忙しかった。なので更新はまばらになりまする。